薄力粉は午後3時に舞い上がる

ハロヲタのための24のガヴォット第3番ト短調 動眼神経午前3時

理系の必須科目は数学ですが ヲタの必須科目は痛学です。

地面がつくる地面

地学 というのは 理科のうち 物理 化学 生物 以外のすべての分野を含むらしい
気象 天文 地史 地質 岩石 鉱物 地震 火山 ・・・・
いわゆる 森羅万象を扱う ということになる。
そこで勝手に 地成 水成 火成 風成 の4つに分けてみた。
地成地学 は 地面がつくる地面 であり
もっとも地学らしい地学 ということになる。


おそらくほとんどの人が

プレートテクトニクス

という言葉は聞いたことがあると思う。
50年前にはほとんど知られていなかったけれど
今では小中学校の教科書にも載っているし
雑誌やTVでも盛んに使われるようになった。

ただどの程度理解されているか というと・・・・


ウィキペディアからしておかしなことが書いてある。

リソスフェアの表層を形成する地殻は、主体をなすマントルと比べ剛性が低い。すなわち「柔らかい」。

リソスフェアは、その直下のアセノスフェアマントルと比べて粘性、剛性が非常に高い。一般的な言葉では「硬い」

全く正反対のことが書いてあるわけだが
おそらく赤のほうの記述が間違っている
(青のほうもなんか変だ)


地面の下のことは直接調べることができないから
時代ごとにいろんな説が出てきて否定されていったが
いまだに古い学説がおかしな形で残った記述もよく見かける



とりあえず 地殻  リソスフェア  岩石圏  が混同されているようなので


地殻 というのは地球内部を主に深さと化学組成で分けたものの1つ
地表に近いほうから  地殻  マントル  外核  内核

岩石圏 というのは地球表層を  大気圏 水圏 岩石圏  に分けたものの1つ

リソスフェア  は  地球内部を物性で分けたもので
表層の 固い部分 がリソスフェア  その下の柔らかい部分がアセノスフェア
リソスフェアはいくつがの部分に分かれていて別々に動いており
その1つ1つを プレート と呼んでいるわけだ
具体的には地殻全部とマントルの上部がリソスフェアに含まれる