地面がつくる地面
地学 というのは 理科のうち 物理 化学 生物 以外のすべての分野を含むらしい
気象 天文 地史 地質 岩石 鉱物 地震 火山 ・・・・
いわゆる 森羅万象を扱う ということになる。
そこで勝手に 地成 水成 火成 風成 の4つに分けてみた。
地成地学 は 地面がつくる地面 であり
もっとも地学らしい地学 ということになる。
おそらくほとんどの人が
という言葉は聞いたことがあると思う。
50年前にはほとんど知られていなかったけれど
今では小中学校の教科書にも載っているし
雑誌やTVでも盛んに使われるようになった。
ただどの程度理解されているか というと・・・・
リソスフェアの表層を形成する地殻は、主体をなすマントルと比べ剛性が低い。すなわち「柔らかい」。
リソスフェアは、その直下のアセノスフェアマントルと比べて粘性、剛性が非常に高い。一般的な言葉では「硬い」
全く正反対のことが書いてあるわけだが
おそらく赤のほうの記述が間違っている
(青のほうもなんか変だ)
地面の下のことは直接調べることができないから
時代ごとにいろんな説が出てきて否定されていったが
いまだに古い学説がおかしな形で残った記述もよく見かける
とりあえず 地殻 リソスフェア 岩石圏 が混同されているようなので
地殻 というのは地球内部を主に深さと化学組成で分けたものの1つ
地表に近いほうから 地殻 マントル 外核 内核
岩石圏 というのは地球表層を 大気圏 水圏 岩石圏 に分けたものの1つ
リソスフェア は 地球内部を物性で分けたもので
表層の 固い部分 がリソスフェア その下の柔らかい部分がアセノスフェア
リソスフェアはいくつがの部分に分かれていて別々に動いており
その1つ1つを プレート と呼んでいるわけだ
具体的には地殻全部とマントルの上部がリソスフェアに含まれる