冬の日の幻想
今週はCS438chで ズデニエック・マーツァル指揮
チェコフィルハーモニー管弦楽団の
チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調0p13 ”冬の日の幻想”
が放送されています。
マーツァルとチェコフィルの演奏は
つい最近 マーラー:交響曲第3番 が放送されてました。
438chで放送される ということは
レコード芸術 で特選盤になったということで
2ヶ月続けて特選盤になったということです。
(レコ芸 の裏表紙は11月号がマーラーの3番で
この演奏は12月号で特選盤
12月号の裏表紙がチャイコフスキーの1番で
この演奏は1月号の特選盤)
さて マーラーの3番が文句のつけどころのない出来だっただけに
チャイコフスキーの1番はどうか と興味深いところですが
ロシアの荒涼たる大地 ではなくて 肥沃な穀倉地帯 を
思わせるような明るい響きに満ちています。
好みはあるにしても説得力のある表現だし録音も良さそうです。
マーツァルのチャイコフスキーは前に6番が出ていましたが
このときの評価はあまり芳しいものではなかったような記憶があります。
チャイコフスキーの交響曲というと
後半の3曲(4番 5番 6番)があまりにも有名で
とかく前半の3曲は軽く見られがちなんですが
しっかり演奏すればそんなに見劣り(聴き劣り?)するものではないようです。
ただカラヤンなどは曲をナメているのかおざなり(に聞こえる)に扱っていて
なんかつまらない曲に聞こえたりするようです。
(それだけ演奏が難しい ともいえます)
mixiだとクラヲタは多いんですが
はてな ではそうでもないらしく
クラシックの曲をとりあげるとあまり反応がないので
いつもはとりあげないんですが
ちょうど今の季節にぴったりな標題でもあり
ちょっと書いてみたわけです。