薄力粉は午後3時に舞い上がる

ハロヲタのための24のガヴォット第3番ト短調 動眼神経午前3時

理系の必須科目は数学ですが ヲタの必須科目は痛学です。

~1997年

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1997年までは 以前のサイトにあった
<<ト短調のJ-POP史>> を転載しておきます。


オリコンのデータによると
初のト短調でのミリオンセラーは1968年の

恋の季節(ピンキーとキラーズ

のようです。
なんとこの時代に200万枚ものセールスを記録しているんです。(驚)
邦楽(いわゆる歌謡曲)が洋学に比べて劣るとされてた時代に
世代を越えて支持されたんでしょう。
当時中学生でクラシック以外興味がなかったんですが
それでも耳に残っているくらいですからね。

続く1969年には
禁じられた恋(森山良子)

この年は東大紛争とかありましたね。
何もかもいけない とされる時代に
妙に合っていたのかも

1970年には
京都の恋(渚ゆう子

これはベンチャーズの曲だったから
意識して聴きましたよ
外国曲 ということでベストテン番組には出られませんでした
万博や70年安保の年ですね
高校生になってました。

 

1973年にはミリオンセラーとなった

井上陽水の3rdアルバム 氷の世界 が発売されますが

この中の 

氷の世界  と

 

白い1日  がト短調

♪真っ白な陶磁器を眺めてはあきもせず 

そんなふうに君のまわりで

僕の1日が過ぎてゆく 

小椋佳作詞 井上陽水作曲 という
夢の組み合わせによる作品
とうぜん二人とも歌ってますが
やはり歌唱力は陽水のほうが上ですね



1974年には
22歳の別れ(かぐや姫

大学生になってました。
アルバムの中の1曲 ということで
そんなに話題にはならなかったんですけれど
翌年 風 のデビュー曲として大ヒットしました。

 

この年の曲でそれほど有名ではありませんが

<<青春ノート>>
 ♪べェージュ色の落葉を 一つ二つ並べながら
  ぼくは君の名前を 朝の舗道に書いた

1974年6月20日にリリースされた 

アリスの ”二十歳の頃”のB面
両面ともメンバー3人の作品ではなく 
作詞:なかにし礼 作曲:都倉俊一
そのためオリジナルアルバムには収録されていません


2002年に発売された いきまっしょい! の中の

”好きな先輩” の
♪歌が 好きな 私って
と ”青春ノート”の
♪一つ 二つ 並べなが
とが 全く同じように聞こえます

好きな先輩 が どことなくノスタルジーを
感じさせるのは こんなところにあるのかもしれません

 

アイドル系で有名なものは
ひと夏の経験(山口百恵


見にいきましたよ マイアミの屋上へ
(今思うとトップアイドルが田舎のビヤガーデンに来たのがすごい)
もちろんTVで見るよりずっと・・・・

 

 


 
1975年は
シクラメンのかほり布施明
レコード大賞

70年代はト短調のヒット曲は多く

無縁坂(グレープ)

などは高校入試の国語の問題に出題されたりしました。
この時代はフォーク系の名作アルバムが多いのですが

まつりばやし(中島みゆき
ためらい (松山千春
恋歌(広谷順子) 
セカンドラン(太田裕美) 
季節の中に埋もれて(大塚博堂
 
などはとても詩に説得力があります。
こういうタイプの曲は80年代以降少なくなってしまいました。    

1981年は
セーラー服と機関銃薬師丸ひろ子
珍しく映画見ました。
このころはTVゲームが盛んで
よくゲーセンにいってました
24時間営業のところが多かったしね。
85年くらいからファミコンでできるようになり
さらに MSX PC-88 X-68000 ・・・・・

1991年は
さよならイエスタディ(TUBE
カラオケでよく歌いました
SFCとかも出てきましたね
PCエンジンとかメガドライブとかも
パソコンは98全盛 MS-DOSの時代
やがてwindowsの時代になり
サターンとかプレステが出ました

 

 

 

2001年のラグズコムにあったHPに書いてあった

プロフィールで 80年代あたりの紹介に代えようかと

 

003 まりの蛇口 

78年のインベーダーブーム以来 いろんなTVゲームにはまってきた。
ゲーセンはまだ24時間営業をしていてすばらしい熱気にあふれていた。
85年ころからFC(ファミリーコンピュータ いわゆるファミコン)が普及し
ゲーセンに行かなくてもプレイできるようになった
85年から86年FCの初期には本当に面白いゲームが多かった。
絵や音はショボかったけれども 発売されるタイトル数も少なかったから 
ファミマガファミ通を読みながら徹底的にやりこんだ。
やがてMSXというパソコンで光栄の三国志をやった。
データはカセットテーブにセーブしてロードするとても遅いものだったが
FCのゲームとはくらべものにならない奥の深さにはまっていった。
国の使者が娘をつれて婚姻の申し込みに来たとき
娘ごと皆殺しにするのが1番楽しかった。
(当然カリスマや配下の忠制度は下がるけど)
やがてパソコンは PC88 PC98 X68000とふえていき 
そのたび 三国志ウィザードリーをやった
ゲームマシンも PCエンジン メガドライブ 
SFC GB PS SS  DC と増えていった

WINDOWSの時代になりネットをするようになって 
ほとんどゲームをしなくなったような気がする
思えば FF8が最後にハマったゲームだったかもしれない

個性 ということがよくいわれるけれど
現実は ますます個性を認めない社会になりつつある
異なるものを排除しようとする組織が案外多い
だが異分子の存在が組織を強固で耐性のあるものにすることも多い
横並びではなく それぞれの個性を本当に認め合うようになるべきだと思う